アイ工務店施主が見積りを公開!知っておきたい建物価格の決まり方

建物

 

はじめに

アイ工務店の価格について詳しく知りたい!

筆者の見積りを公開し、こんな疑問にお答えします。

私は2021年末にアイ工務店で注文住宅(Ees)を建てました。

建築当時はわからないことばかりでネットで情報を調べては不安になってました。

このブログを通じて、アイ工務店が気になっている方、すでに契約済みの方、皆さんの不安が少しでも払拭できるよう力になりたいと思っています。

この記事では、

  • アイ工務店の建築費用について我が家の見積りを公開
  • 建物本体価格の決まり方について明細をもとに説明

します。なお、ウッドショックの影響を受ける前の情報になりますのでご容赦ください。

筆者
筆者

担当の営業さん情報だとウッドショック前後で坪7~8万くらい値上げしたと・・・

冷嫁
冷嫁

外構代くらいでちゃうわね

 この記事を読むと、アイ工務店施主の実際の総額、細かな内訳、またどのような仕組みで価格が決まるのかがわかります。

結論

結論をお伝えしますと、我が家では、土地持ち(田んぼ)で、農地転用費用、造成費用あわせて総額約2700万円(税込)でした!内訳は以下になります。

  • 建物請負工事費用:2200万円
  • 建物諸費用:100万円
  • その他予備費用:200万円
  • 税(2300万円*10%):230万円

当時、金額について営業さんにもたくさん質問して、自分でも調べました。今では納得の金額だったなと思っています。

冷嫁
冷嫁

当時は調べては情緒不安定になってたのに落ち着いたのね

それでは、詳しく振り返っていきます!

見積の項目

建物請負工事費用

我が家の場合は、土地持ちでしたので一番額の大きな項目になります。どれもだいたいの数字になります。

  1. 建物本体工事 1900万円
  2. 電気配線工事 16万
  3. 屋外給排水工事 76万
  4. 雨水排水接続工事 10万
  5. 管理諸経費 53万
  6. 安全管理費 5万
  7. 仮設工事 23万
  8. 仮囲い工事 11万
  9. 地盤改良工事 16万
  10. 造成工事 120万

計2200万円弱でした!気になる項目について書いていきます。

建物本体工事

言わずもがなこれが一番大きな項目ですね。

アイ工務店の場合(少なくとも我が家のお世話になった支店では)、建物本体工事の明細を別途くれます。

これを参考にどのように建物価格が決まっていくのか見ていきましょう。

筆者
筆者

この建物本体工事の明細は実際に契約するまではくれなかった。

個人的にはこのわかりやすい明細があることが契約の後押しになったよ!

金額を大きく作用するのが以下4項目です。詳しく見ていきましょう。

  1. 面積
  2. 仕様変更
  3. 間取りの複雑性・部屋数
  4. 基準本体価格
面積

100m2を基準にして、そこからの増減で価格が加算されていきました。

我が家の契約時点だと1m2増加するごとに65,900円加算されていました。

具体的な数字は支店によっても年によっても違うと思われますので参考まで。

当然ですが、面積を抑えるほど価格も抑えられます。基準面積があるのが意外でした。

アイ工務店であれば似たような価格体系だと思うので、気になるなら契約前に大まかでも具体的な数字を聞けるとなお安心して契約できますね。

筆者
筆者

うちは田舎の方だから基準面積が大きいのかな

仕様変更

仕様を標準仕様から変えていくたびにオプション費用がかかります。

契約前は基本的に標準仕様の状態での見積になりますので注意が必要です。契約後に膨らむ部分ということですね。

うちの場合は設備や内装の仕様変更も含めるとオプション費用で+80万円くらいいきました。

ここはどこまでも贅沢できるところです。

テンション爆下がりの契約後を防ぐためにも、気になっている仕様はだいたいいくらプラスになるのか、そもそも採用可能なのかはよく確認しましょう。

ただ、アイ工務店は基本的には標準でもいいものが入っているので、こだわりのもの以外は標準のままでも全然OKでした。

我が家が採用した主なオプション設備の価格は以下でした。

  1. タイルデッキ工事 27,500円/m2
  2. クロス仕様変更 550円/m2
  3. クッションフロア5200円/m2
  • リクシルセラミックトップ 223,000円
  • キッチンペニンシュラ 542,500円
  • キッチンハンズフリー水栓 65,100円
  • 食洗器深型 150,000円

下4つのキッチン設備については、これらの価格と標準設備との差額(約65万)がプラスの費用でした。

冷嫁
冷嫁

キッチンをこだわりたかったら80万円くらいは見ておいた方がいいわね

間取りの複雑性・部屋数

複雑な間取りや入り組んだ間取りほど、費用が高くなります。

  1. 居室(納戸は含まれません)が5部屋目以上から1部屋につき、110,000円/1部屋(5部屋目以降)
  2. 下屋(2階建ての場合で2階がのっていない1階部分の屋根) 27,500/m2
  3. 入隅工事(外形がボコボコしてる数) 73,000円/1ヵ所

簡単に言い換えると

  1. →部屋を細かく区切りすぎると高くなります!
  2. →1階の面積>2階の面積であるほど高くなります。同じ面積なら総二階が一番安いです。
  3. →外形がボコボコしていると高くなります。
筆者
筆者

上の画像の図面だと入隅は1か所だ!

総二階の形から離れていくほど、高くなるね

吹き抜けを作れば簡単に総二階の間取りを作れますが、吹き抜けの施工費もかかるのでコストダウン目当てで無理に総二階にしても安くなるとは限りません。

基準本体価格

ここは仕様ごとに値段が決まっています。我が家の場合(Eesという商品で2階建)は1900万円のうち、1400万円強は基準本体価格となっています。

ここは私たちではいじれないブラックボックスの部分です。

構造部(基礎、柱、耐力壁等)、断熱材等決まってかかる費用

といったところだと思います。あとはこっそり教えてもらったのですが

モデルルームの建築費やその他値上げ分はここに含んで元をとるみたいです。

こういった関係で一概に新築のモデルルームでの値下げ等のキャンペーンがお得とも限らないみたいです。

「いろんなキャンペーンがあるんですねえ(羨望)」みたいな話をしたら説明してくれました!

筆者
筆者

目に見える形ではお得そうでも、結局本体価格で予算繰りされている可能性があるってことだね

ここまで説明してくれるのは本当にありがたかった。

迷惑な質問だったかもしれないけど、素晴らしい営業さんに出会えてよかった!

建物諸費用

調査費、申請代行費、設計料等です。

  1. 設計料 60万円
  2. 工事管理料 6万円
  3. 建物検査費 5万円
  4. 地盤調査費 10万円
  5. 建築確認申請代行費 13万円
  6. ローン利用料(融資事務代行費) 3万円

計100万円弱でした!長くなってきたので、見積の公開だけにとどめますね!

筆者
筆者

ネット情報と比べても特別高いと思うような項目はなかったと思う

ローン利用料はハウスメーカー提携のローン会社を使わなければかからないよ!

その他予備費用

火災保険や外構、ローンの手数料、登記費用等です。

  1. 請負契約書印紙代 1万円
  2. 外構工事費 150万円
  3. 火災保険費用 20万円
  4. 建物登記費用 25万円
  5. 水道加入金 3万円
  6. ローン契約用印紙代 2万円
  7. 手数料 3万円

計約200万円でした!

結論

  • 建物請負工事費用:2200万円
  • 建物諸費用:100万円
  • その他予備費用:200万円
  • 税(2300万円*10%):230万円

となりました。

価格の決まり方の細かい数値は、支店や年、その他いろいろな要素によって異なると思いますので参考程度でお願いします。

今回説明を端折ったところもあります。

今後もアイ工務店の注文住宅に関する詳細な記事や体験談を書いていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

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