住宅設備にかかる固定資産税はいくら?【床暖房、浴室乾燥、洗面器、トイレ】

建物

はじめに

戸建てを持てば手放すまで払い続けることになる固定資産税。

避けられない出費だけど、できることなら払いたくない

こう思いますよね。

この記事は

建物の仕様や床暖房等の設備によって固定資産税があがると聞いて採用するかどうか迷っている

そんな方に向けての記事になります。

私は2021年末にアイ工務店で注文住宅(Ees)を建てました。

建築当時はわからないことばかりでネットで情報を調べては不安になってました。

このブログを通じて、アイ工務店が気になっている方、すでに契約済みの方、皆さんの不安が少しでも払拭できるよう力になりたいと思っています。

この記事を読むと

あなたが採用しようとしている設備の固定資産税額がわかります。

(注意)この記事では都市計画税(0~0.3%)は計算に含んでいません。

結論

初年度

  再建築費評点数 物価(0.9) 物価(0.95) 物価(1.0) 単位
床暖房 14260 75円 80円 84円 1平米あたり
浴室乾燥 51950 275円 290円 305円 1個あたり
洗面器 44600 236円 249円 262円 1個あたり
トイレ 61,900 328円 346円 364円 1個あたり

一番高いタイミング

非長期優良住宅4年目

  再建築費評点数 物価(0.9) 物価(0.95) 物価(1.0) 単位
床暖房 14260 128円 135円 143円 1平米あたり
浴室乾燥 51950 467円 493円 519円 1個あたり
洗面器 44600 401円 424円 446円 1個あたり
トイレ 61900 557円 588円 619円 1個あたり

長期優良住宅6年目

  再建築費評点数 物価(0.9) 物価(0.95) 物価(1.0) 単位
床暖房 14260 119円 125円 132円 1平米あたり
浴室乾燥 51950 433円 457円 481円 1個あたり
洗面器 44600 372円 392円 413円 1個あたり
トイレ 61900 516円 545円 573円 1個あたり

固定資産税額の決まり方

  • 固定資産税額=評価額×税率(1.4%)
  • 評価額=再建築費評点数×経年減点×一点あたりの価額

という風に決まります。

家の設備や仕様ごとに再建築費評点数というものが細かく決められていて、その積み重ねで税額が決まります。

一点あたりの価額の計算について

一点あたりの価額=物価水準による補正率(0.9~1.0)× 設計管理費による補正率(木造は全国1.05)

物価水準による補正率は下表のとおり都道府県ごとに異なります

固定資産税評価のあらまし−土地・家屋を中心に−:資産評価システム研究センター

”引用:一般財団法人 資産評価システム研究センター「固定資産税評価のあらまし」”

ここで簡単に

  • 初年度の税額を考える(経年減点0.8×新築軽減*1/2)
  • 木造かつ物価水準による補正率0.95の地域で考える(一点あたりの価額0.95×1.05=0.9975)

という条件で考えると

固定資産税額=再建築費評点数×0.005586

となります。

新築軽減について

新築住宅の場合、3年目(長期優良住宅なら5年目)までの税額の固定資産税額が1/2になります。

  • 固定資産税額=評価額×税率(1.4%)
  • 評価額=再建築費評点数×経年減点(0.8)×一点単価(0.95×1.05)

よって

固定資産税額=再建築費評点数×0.8×0.5×0.95×1.05×1.4%

      =再建築費評点数×0.005586

したがって、採用したい設備の再建築費評点数がわかれば、その設備の年間の税額もわかります。

床暖房、浴室乾燥、洗面器、トイレの年税額(初年度)

上の計算をもとに主な設備の年税額について表にしました。

物価(0.9)~物価(1.0)については上の表のお住まいの都道府県の値をご参照ください。

  再建築費評点数 物価(0.9) 物価(0.95) 物価(1.0) 単位
床暖房 14260 75円 80円 84円 1平米あたり
浴室乾燥 51950 275円 290円 305円 1個あたり
洗面器 44600 236円 249円 262円 1個あたり
トイレ 61,900 328円 346円 364円 1個あたり
固定資産税評価のあらまし−土地・家屋を中心に−:資産評価システム研究センター

”参考:一般財団法人 資産評価システム研究センター「固定資産税評価のあらまし」”

固定資産税額の下がり方(新築軽減、経年減点補正率)

新築で住宅を取得して、固定資産税が年ごとに増減する要因は次の2つです。

  1. 新築軽減
  2. 経年減点補正率(参考リンクP.25に載っています)

グラフにすると、下のように税額が増減します。

新築軽減は税額が1/2になるという強力な軽減なので、新築軽減が適用されなくなったときには税額が大きく上がります。

*横軸が経過年数、縦軸が経年減点補正率に新築軽減分の1/2をかけたもの。(非長期優良住宅は1~3年目まで、長期優良住宅は1~5年目まで)

青線が非長期優良住宅赤線が長期優良住宅、紫は長期優良住宅認定の有無に関わらず変わらない部分です。

 非長期優良住宅(4年目)長期優良住宅(6年目)
1年目の建物固定資産額と比較して①1.700倍②1.575倍
3年目の建物固定資産額と比較して③1.943倍×
5年目の建物固定資産額と比較して×④1.938倍

設備の話に戻すと

固定資産税が初年度ベースで考えると年ごとに増減があることがわかりました。

では一番高いタイミングでの税額はというと次のようになります。

非長期優良住宅(一番高いのは4年目)

  再建築費評点数 物価(0.9) 物価(0.95) 物価(1.0) 単位
床暖房 14260 128円 135円 143円 1平米あたり
浴室乾燥 51950 467円 493円 519円 1個あたり
洗面器 44600 401円 424円 446円 1個あたり
トイレ 61900 557円 588円 619円 1個あたり

長期優良住宅(一番高いのは6年目)

  再建築費評点数 物価(0.9) 物価(0.95) 物価(1.0) 単位
床暖房 14260 119円 125円 132円 1平米あたり
浴室乾燥 51950 433円 457円 481円 1個あたり
洗面器 44600 372円 392円 413円 1個あたり
トイレ 61900 516円 545円 573円 1個あたり
アイ工務店の長期優良住宅について

アイ工務店は長期優良住宅仕様ですが、実際に長期優良住宅申請して認定を受けるかどうかは家によって違います。詳しい理由はこちらの記事の「長期優良住宅」にて

まとめ

ここまで設備によって固定資産税額がどのくらい上がるかを見てきました。

個人的には、固定資産税を気にして設備を採用しないというのは、あまりコスパがいいとは思いません。

筆者
筆者

ここまで読んでくださった方には申し訳ないですが、そう思います!

月額に直せば一番高いときでもトイレ1つで50円。

高いと言われる床暖房でも20m2程度採用しても月250円にもなりません。

さらに固定資産税額は年数が経つにつれて、下がっていきます。

設備の採用不採用は、家の満足度にも大きく関わると思うので、個人的にはコストダウンを考えるなら別のところで考えるのがおすすめです。

冷嫁
冷嫁

全体の金額に占める割合でいったら設備の固定資産税額が小さいのは確かね

でも、私は税金っていう響きが嫌いよ。

お読みいただきありがとうございました。

筆者的にやってよかったコストダウンについてはこちら

コメント

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