【アイ工務店住んでみて】冬の室温と電気代を測ってみた【6地域・ZEH基準】

入居後

アイ工務店の家は高性能って聞くけど冬はどれくらい寒いの?

こんな疑問に答える。

私は2021年末にアイ工務店で注文住宅(Ees)を建てました。

建築当時はわからないことばかりでネットで情報を調べては不安になってました。

このブログを通じて、アイ工務店が気になっている方、すでに契約済みの方、皆さんの不安が少しでも払拭できるよう力になりたいと思っています。

結論

我が家は省エネ区分6地域、ZEH基準

地域区分についてはこちら。

https://www.mlit.go.jp/common/001500182.pdf

“地域区分新旧表 – 国土交通省”

1月最終週4日間、朝7時、夜9時で測定。

朝7時、外気温-3℃の時の室内(玄関ホール)が9.6℃で最寒。

概ね暖房なしで1月下旬は室内が10℃前後

電気代年間最高額は2月の15,500円

アイ工務店の断熱性能

営業
営業

断熱材に吹き付け断熱材を採用しているので性能がよく、気密がとれて暖かいです

初対面でこんなことをアイ工務店の営業に言われた。

アイ工務店はアクアフォームという発泡系断熱材を使っている。

比較データ一覧 | 性能関連ライブラリ | 日本アクア
アクアフォームの断熱性能、気密性能、熱伝統率、燃焼性能、サーモグラフィーによる温度の計測を掲載しています。

データもある。

確かに見た目も緊密で、もこもこと迫力があって綿よりは効果がありそうだ。

  • 「気密測定も全棟しています。C値0.5を越えるようなら修正しています。」
  • 「ZEH基準を満たしています」

すこし話して、私がネット情報で理論武装をしているとわかるとこうも言ってきた。

筆者
筆者

ふむふむこれなら安心だ

冷嫁
冷嫁

・・・(それで?どう過ごしやすいの?)

様々な住宅性能評価指標

Q値、U値、C値、、、

断熱等級、ZEH、HEAT20、、、

住宅性能を表すためのたくさんの基準と数値がある。

Q値、U値、C値は性能を表す数字で

断熱等級、ZEH、HEAT20は性能基準のことだ。

断熱等級5=ZEH相当<HEAT20

という関係になっており、HEAT20と言われる基準が一番高性能だ。

そしてアイ工務店はZEH基準を満たす家ということだ。

私はそれぞれの定義や計算方法はよくわからないが、複数のメーカーをふるいにかけるには便利だと思う。

実際に住んで温度測ってみた

「で、実際に住んでみたらどうなの?」

1月の最終週4日間、朝7時、昼14時、夕方9時で測ってみた結果。

外気温はスマホアプリで確認した。

室内気温 / 外気温

  28 29 30 31
朝[℃]     10.3/ 0 9.6/ -3
昼[℃] 10.5/ 8 10.2/ 5    
夜[℃] 10.3/ 3 10.2/ 1 10.5/ 2 10.5/ 3

暖房の影響を受けない玄関ホールで測った。

朝昼夜とも安定して概ね10℃だ。

朝7時、外気温-3℃の時の室内(玄関ホール)が9.6℃が最寒。

その後もちょこちょこ温度計は見ているのですが、10℃あまり切らない

電気代は?

我が家は2度目の冬を迎えるが、一番高かったのは2022年2月の478kWhで、15500円

  • ペットがいるので4畳半スペースは一日中暖房はつけっぱなし
  • 土日は我慢せずリビングも暖房をつける

こういう状況だった。

普通に寒い

私は実家がマンションで戸建てに住むのは初めてだ。

そのため、

  • 10℃切るのか
  • 結構寒いな
  • 電気代も賃貸よりはやっぱり高くなるな

というのが率直な感想。

やはり戸建ては寒い。

HEAT20の図

断熱にこだわりがある人必見!HEAT20(ヒート20)のG2グレードとは? - SOUSEI
こんにちは!SOUSEIです! 本日は断熱性能についてお話させて頂きたいと思います! 「最近よく聞くHEAT2

HOUSE IS MORE FREE「断熱にこだわりがある人必見!HEAT20(ヒート20)のG2グレードとは?」より引用”

これが今一番厳しい基準であるHEAT20の説明図だ。

わかりやすいようで、暖房の使用条件が地域ごとに異なるため、結局よくわからないのだが、、、

HEAT20 外皮性能グレード/2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会公式サイト
2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会/HEAT20の公式サイトです。

HEAT20公式サイト”

これを見る限りでもZEH基準暖房なしで室温10℃前後というのはまあまあ相応の数字なのかとも思う。

住宅性能競争について思うこと

ZEH基準くらいでいいのでは?

私はこういう結論でアイ工務店で建てた。

最近では多くのメーカーが住宅性能を競っている。

施主の断熱性能への関心が高まっていることもあいまって、

住宅性能を上げて客観的な数値を示すことが直接売り上げにつながるのでは?とすら思う。

高い住宅性能はエコで素晴らしいが同時に売り文句でもあると思う。

当然性能を上がれば値段も上がるため、施主はコストパフォーマンスがいいポイントを探すことになる。

スタンダードがこれから上がっていくと思うが、現状では

ZEH基準以上

で探せば、対応メーカーも多いため、性能以外の要素も妥協せず、建てられると思う。

今では建売でもZEH基準を満たすものもあるくらいだ。

まとめ

我が家の断熱性能について考えてきた。

高い性能を求めすぎると、メーカーの選択肢が狭まってしまうのが一番の問題だと思う。

私は、「一生住む家になるんだ!」という想いから断熱性能に限らずもっと小さなことまで、こだわってしまって、視野が狭くなることがあった。

こだわり過ぎずにそこそこでいい

私はこだわり過ぎて頭パンク気味だったため、あえてこう締めたいと思う。

コメント

タイトルとURLをコピーしました