我が家が外構業者を決めるまで【一括見積りの注意点】

外構

はじめに

新築の外構について

  • ハウスメーカーの外構プランにピンとこない
  • このプランに対して適正な価格なのだろうか
  • 外構で後悔したくないから住んでから決めたい

こんな風にお思いではないでしょうか。

これらの悩みが解決しない原因は、外構工事について複数業者を比較検討できていないからです。

冷嫁
冷嫁

ハウスメーカー選びはあれだけ比較検討したのにおかしな話

私は2021年末にアイ工務店で注文住宅(Ees)を建てました。

建築当時はわからないことばかりでネットで情報を調べては不安になってました。

このブログを通じて、アイ工務店が気になっている方、すでに契約済みの方、皆さんの不安が少しでも払拭できるよう力になりたいと思っています。

この記事では

  • 我が家の外構工事体験談
  • 一括見積りサービスのメリットと注意点
  • おすすめの一括見積りサービスの使い方
  • どんな人におすすめか

をお伝えします。

この記事が外構工事一括見積もりサービスの利用を検討している方の参考になれば幸いです。

筆者
筆者

外注は額が大きくてとても不安でしたが、いい業者さんに対応してもらえてよかったです。

結論

  • ”つて”がある、外構に詳しい知り合い、業者がいる等なければ、一括見積りサービスは必ず使うべき
  • 一括見積りサービスといえども、各業者と現地立ち合いでの打合せが必要なので、闇雲にたくさんのサービスに申し込むとそれなりに大変
  • 自分の希望が明確になっていないと複数業者と打合せしても無駄な時間になるかも
  • 外構工事の一回目の打合せのタイミングの理想は建物の配置が決まる前だが、外構業者によっては早すぎると相手にされないかも。

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体験談(時系列順)

外構は外注でコストダウンを図る

外構工事はハウスメーカーで頼まないほうが安い

筆者はネットで調べて知りました。

そして我が家のように外構業者に”つて”等

ない人の味方、一括見積りサービスというのがあることも知りました。

契約前に営業の方に外注OKか確認

営業の方に聞いてみました。

外構工事って自分で業者見つけても大丈夫ですか

営業さん「大丈夫ですよ!決まったら教えてください。うちで頼むと高いですもんね」

とのこと。

むしろウェルカムという感じでした。

筆者
筆者

思った以上にあっさりでした

外構一括見積りサービス登録

配置も確定し、外構を決めるために一括見積りサービスに登録しました。

いくつかのサービスに登録しましたが、我が家が最終的に依頼したのはタウンライフリフォームから紹介された外構業者です。

同サービスではリフォームの一括見積もりを主に行っていますので、登録の際に備考に新築外構と入力しましょう。

立ち合い

一括見積りサービスに登録した後は、各業者からの見積りをもらう前に一度、現地での打合せがありました

そのため、土日に立ち合い&打ち合わせが入るようになりました。

しかし、我が家はこの時点で、まだ造成工事が終わっておらず、土地の状態は荒れた田んぼのままでした。

  • 段差があり、車が乗り入れられるようにもなっていない田んぼの状態
  • 工事自体は引き渡し後で半年以上先

という条件での立ち合いだったため、どの外構業者さんも

参考程度でお願いします」や「造成が終わったらまた呼んでください」等

見積りを出してくれるところもあれば、今だしてもあまり意味がないからと出してくれないところもありました。

筆者
筆者

家を買うときは業者のほうからグイグイ営業かけてくるけど

外構の時はそんなことなくて受け身じゃだめだと思った!

見積りから値段相場の勉強&業者選定

  • やんわり断りたさそうな雰囲気がないこと
  • 見積りが複数業者比較して安め&気にかかるポイントがないこと
  • 水勾配(水はけ)の話等、こちらから質問しなくても説明してくたこと

このあたりが決め手でだいたいこの業者さんにしようかなと1社めぼしをつけました。

筆者
筆者

元が田んぼで水はけが心配だったから「わかってくれてる」と思いました

この時の見積りの主なものをあげておきます。

  • 土間コンクリート(メッシュ筋+砕石基礎含) 9,340円/m2
  • 砂利敷 1340円/m2
    防草シート 2000円/m2
  • 目隠しフェンス(フェンス基礎+CBブロック2段積込み) 29,550円/m

あとは全体の整地や床堀?*で

  • 整地 670円/m2
  • 真砂土(10cm厚) 4670円/m3→467/m2
  • 床堀・残土処分 10,670円/m3

でした。

*床堀とは、コンクリートを敷くために施工面まで地面を掘ることみたいです。

一括見積りについて

拙い文章の体験談をお読みくださり、ありがとうございます。

ここからは体験談から一括見積りサービスについてまとめたいと思います。

一括見積りのメリット

  • 複数業者を比較、検討できる。
  • 自分で業者を探さなくて済む。
  • 見積りをもらう時に何度も同じ説明をしなくて済む。
  • 業者も一括見積りサービスに登録するときに審査されるので業者の質がある程度、担保されている。

我が家が一括見積りサービスを利用せずに連絡をしてみた業者もあったのですが、最終的には見積もりがでてくるのが遅かったりで、不信感が募り、依頼しませんでした。

依頼や調整にも時間がすごくかかりましたし、一括見積りサービスを利用せずに、しっかりとした業者を見つけるのは本当に難しいなと思いました。

(補足)

我が家が依頼しなかった業者が悪いというわけではなく、その業者は我が家のように個人から新築外構を依頼されたことは今までなかったそうです。

「大手メーカーの下請け等をもらうんですよー」とおっしゃっていました。

なので単純にミスマッチだったなと今では思っています。

冷嫁
冷嫁

まあ素人の相手をするのも大変だし、業者の方針もあるものね

筆者
筆者

慣れない負担をかけて最終的には断ってしまったから申し訳なかったね

一括見積りの注意点

希望が明確でない状態で、一括見積りサービスに登録しても無駄な時間になるかも

ハウスメーカーのように外構業者はガツガツ売ってこない

筆者が田舎住みなのも関係あるかもしれないのですが、

各業者にお話を聞くと、下請けメインで仕事を受けている業者が多いと感じました。

なのでハウスメーカーのように

  • 潜在的需要(施主自身が気づいていない需要)に気づいて提案してくれる
  • ゆっくり話を聞いてくれる

ということはないと思った方がいいです。

これは一括見積りで複数サービスに申し込んでも同じで、

何度も打ち合わせをするうちに自分の希望が明確になる

ということもなかったです。

なので自分で考えて、自分から希望をしっかり話せないと、なんとなくの見積りになってしまい、あとから

なんか違うな

となって結局意味がないものになってしまいます

筆者
筆者

外構業者としては時間、手間はかけずに工事に移りたいということだね

冷嫁
冷嫁

一顧客と直接調整することもあまり慣れてないのかもしれないわね

以上から我が家にとって一括見積りサービスは、

複数業者がプランを提示してくれるサービスではなく自分の希望を叶えるために業者を天秤にかける

ためのサービスだと感じました。

筆者
筆者

希望は明確に伝えるべし

冷嫁
冷嫁

中にはゆっくり相談できる業者もいるかもしれないけど

一括見積りサービス登録の時に備考にでも

その旨書いておくといいかもしれないわね

打ち合わせの時期に注意

外構業者と一回目の打ち合わせをするのにおすすめなタイミングは

  1. 家の配置が決まる前
  2. 造成工事終了後
  3. 引き渡し後

のいずれかになります。

筆者
筆者

我が家は1と2の間の中途半端なタイミングだったからよくなかった

1家の配置が決まる前

理想は家の配置が決まる前です。家も外構も土地に合わせて同時に考えるのが本当は一番ですよね。

しかし

  • 半年以上先の工事に向けてゆっくり話し合いができる業者を見つけるのは難しい
  • 間取りが変われば必要な外構も変わってしまう
  • 家の価格が確定していないので外構の予算も変更になる可能性がある
  • 造成前だと正確に見積りがでない場合がある
  • お客の一人一人に時間を割く=価格が高い業者である場合が多い

といったデメリットがあり、ここで外構業者を決めるのは難易度が高いです。

”つて”があったり、知り合いの外構業者がいたりしたらこのタイミングから相談してみましょう

2造成工事終了後

ここが一番バランスのとれたタイミングだと思います。

  • 建物の予算、間取りすべて確定している
  • 引き渡しと同時の工事を目指せる
  • 土地の形状に変更がないので正確な見積りがもらえる
3引き渡し後

一回目の打ち合わせとしては遅いと思います。

住んでみてからゆっくり決められる

というメリットは大きいですが、それにしても造成が終わったタイミングで一度見てもらった方がスムーズかなと思います。

筆者
筆者

我が家は1と2の間に一度来てもらって、業者をあらかた決めて

3のタイミングで住んでみてから希望を明確にしてもう一度来てもらったよ

おすすめの使い方

以上を踏まえて一括見積りサービスは

間取りを確定させて造成工事終了後、自分たちの希望を明確にしてから登録

がおすすめです。

(補足)もちろん早めに動くに越したことはないですが

  • 無駄な労力が生まれる可能性がある
  • 間が空きすぎると、いざ外構工事のときに逆に連絡しづらくなる
  • 親身に相談に乗ってくれる業者が見つかったとしても、何度も何度もプラン変更をお願いしてるうちになんとなく雰囲気が悪くなる。

というリスクを筆者は感じたので、上のタイミングがベターだと思いました。

筆者
筆者

スムーズにいい雰囲気で契約できたほうが気持ちがいいよね

冷嫁
冷嫁

スマートな人間関係が値下げにもつながる(と思っています)

おすすめできる人

  • 比較検討する体力のある人
  • 値段相場がわかる、あるいは知る努力をできる人
  • 知らないことを知る過程を楽しめる人
  • 断ったり無視するのが苦じゃない人
  • コストダウンのためなら頑張れるという人
  • 「コストダウン>ハウスメーカーが間に立つ安心感」な人

まとめ

我が家の外構工事体験談とそれを踏まえておすすめの一括見積サービスの使い方を解説しました。

タウンライフリフォームは、その名の通りリフォームが中心にはなっていますが、

備考のところに新築外構と記入していただけばそれに合った業者を紹介してもらえます。

現在ある一括見積サービスの中では、一番業者の審査が厳しく、地元の信頼できる業者とマッチングできます。

ただ、登録業者が少ないので田舎の方では2,3社しか紹介してもらえないかもしれません。

筆者
筆者

我が家は田舎でタウンライフリフォームから2社だけだったけど

最終的にはそのうちの一社と契約しました

個人的には、希望を明確にしたうえでタウンライフリフォームから3社以上紹介してもらえれば十分かなと思います!

(追記)タウンライフリフォームは無関係な営業電話などありませんのでご安心下さい。他のサービスだと一度だけウォーターサーバーの営業電話がありました(爆)

我が家の外構コストダウンについての別記事です。

もし人工芝を検討されている方は自分でやることをおすすめしています。

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