はじめに
住宅ローン控除の制度の概要はわかったけど、サラリーマンだから確定申告自体が初めてで不安
こんな方に向けての記事になります。
私は2021年末にアイ工務店で注文住宅(Ees)を建てました。
建築当時はわからないことばかりでネットで情報を調べては不安になってました。
このブログを通じて、アイ工務店が気になっている方、すでに契約済みの方、皆さんの不安が少しでも払拭できるよう力になりたいと思っています。
この記事ではe-taxで住宅ローン控除申告を行う方法をまとめます。
結論
- 申告時期になる前にe-taxにログインできるか確認しておこう。
- e-taxで申告しても結局、添付書類の提出が必要。(郵送or持参)
- それでも申請書を手に入れて手書きで埋めるのは結構めんどうand不備も生まれやすい。
- そのため申告に不慣れな人ほどe-tax推奨
- e-taxなら1月上旬から申告可能
- (通常の申告期間は2/16~3/15)
- 早めに申告すれば早めに還付金が返ってくる可能性が高まる
必要なもの
- マイナンバーカードor利用者識別番号
- ローン年末残高証明書(原本)
- 工事請負契約書の写し
- 源泉徴収票
マイナンバーカードor利用者識別番号
e-taxという電子申請システムへのログインに必要になります。
ログインの方法は次の3つ。
①スマホでマイナンバーカードを読み取ってログイン
マイナンバーカードを持っていて読み取り対応のスマホをお持ちならこれがおすすめ。
➁パソコンにカードリーダーをつないでマイナンバーカードでログイン
カードリーダーもしくはカードリーダー機能付きのパソコンが必要です。
③利用者識別番号でログイン
本人確認書類をもって一度税務署に足を運ぶ必要があります。
そこで利用者識別番号というものを発行してもらってください。
その番号を使ってe-taxにログインできます。
ご自分のマイナンバーカード取得状況とスマホの読み取り機能に応じてログイン方法を選んでください。
(参考まで)
ローン年末残高証明書(原本)
金融機関によって異なりますが、11月に発送される場合が多いようです。
工事請負契約書の写し
私はすべてのページをコピーしました。
契約後の金額変更がある場合は変更契約書の写しも必要です。
源泉徴収票
添付は不要ですが、申告内容の入力に必要です。
ローン控除の取得価額の範囲について
ローン控除申告の際の取得価額は請負契約書の請負代金になります。
実際にハウスメーカーや工務店に払った金額ということですね。
オプション費用などの追加分の変更契約書の請負代金も足し忘れないようにしましょう。
我が家は
- 外構費用
- 登記費用
を外注したのでその部分は取得価額には含まれませんでした。
他には
- 水道加入金
- 金融機関に支払う手数料
なども資金計画には挙げてもらっていたのですが、ローン控除の取得価額には含まれませんでした。
税務署にも電話で確認したので間違いない(はず)です。
そもそも具体的な契約金額に関する添付資料は
メーカーとの請負契約書しか提出しないからね
ハウスメーカー以外にいくら払っても税務署は確認してくれないのね
添付書類について
e-taxでの申告後、別途紙での提出が必要な書類があります。
- 送信表
- ローン年末残高証明書(原本)
- 工事請負契約書の写し
この3点を郵送もしくは持参で提出する必要があります。
提出後、こんな感じの案内がでます。
申告時期
通常の申告期間は2/16~3/15ですが、e-taxであれば1月上旬から申告可能です。
還付時期
私の場合、e-taxでの申告が完了して、添付書類を提出してから10日後に還付金が振り込まれました。
申告から振込までがとても早かったのは、通常の申告期間開始の2/16より前の2月上旬に提出したからだと思います。
都会の税務署や込み合っている時期に提出したらこんなに早く振り込まれないと思います。
まとめ
- e-taxでの確定申告を予定している場合は、早めに試しにe-taxにログインしておく
- 必要書類を揃える
これさえしておけば申告自体は難しくないので焦らずに済みます。
あとはe-taxで電子申請をしても
- 送信表
- ローン年末残高証明書(原本)
- 工事請負契約書の写し
だけは郵送または持参が必要ですので頭に入れておきましょう。
引き渡しからしばらくは何かと忙しいと思います。
早めに準備して済ませてしまいましょう。
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