はじめに
- 水道引き込み管の口径は13mmのままで大丈夫?
- 引き込み管は20mmに変更したほうがいい?
- 調べてみるけど20mmが安心としかでてこない!
こんな方(当時の私)に向けての記事になります。
我が家はいろいろ調べて13mmのまま建てました!
私は2021年末にアイ工務店で注文住宅(Ees)を建てました。
建築当時はわからないことばかりでネットで情報を調べては不安になってました。
このブログを通じて、アイ工務店が気になっている方、すでに契約済みの方、皆さんの不安が少しでも払拭できるよう力になりたいと思っています。
この記事では、
建替え等に13mm口径の引き込みがあった場合、新しく20mmで引き込み直すべきか
を13mm口径のデメリットを踏まえて考えます。
結論
- 13mmでもキッチンとシャワーの同時使用くらいなら全くストレスを感じたことはない
- 13mmのままにするならトイレはタンクレスにしないほうが無難
- 人に相談すると「20mmのほうが安心よ」となりがち。
- 個人的には13mmで充分だと思います。
水道管工事の分類
新築で注文住宅を建てるための水道工事は次の3つに分けられます。
- 引き込み工事
- 屋外給排水工事
- 屋内給排水工事
今回考えるのは引き込み工事のことになります。
引き込み工事
住宅に水を届けるための大元の公共の管を水道本管(下図では配水管)といいます。
各住宅は水道本管から、自分の敷地に向けて水道を引き込んで利用しています。
この引き込みの際の管のことを引き込み管といいます。
引用:周南市上下水道局「水道の管理・修理とその区分」
水道本館から自分の敷地に引き込むまでの部分の工事を引き込み工事といいます。
新築の引き込み工事
引き込み工事は引き込み管の長さに応じて大きな費用が掛かります。
じゃあ、新築注文住宅には絶対にかかる費用なの?
と聞かれるとそういうわけではありません。
以前家が建っていた土地だと水道管が既に敷地まで引き込まれている場合があります。
我が家は田んぼだったけど引き込みがあったからラッキーだった!
昔は家が建ってたみたいね
引き込み管の口径
最近の住宅では20mm口径が一般的で昔は13mm口径が主流だったようです。
そのため、敷地に
- 20mmの引き込みがある→超ラッキー
- 13mmの引き込みがある→まあラッキー
となります。
我が家は13mmの引き込みがありました
13mm口径のデメリット
なにか13mmではデメリットがあるから廃れたのかしら
ネットで調べてみると、13mmでの引き込みに関して、次のようなデメリットが出てきます。
同時使用で水圧が下がる?
古いままで漏水とか衛生面とか大丈夫?
20mmに引き込み直すべきか
20mmに引き直すべきか
我が家の結論はNoでした。
理由は次の3つ。
- 親せきの家は13mmで正月に大勢集まるが、水圧で困ったことはない
- 水道メーターより奥の引き込み部分の漏水等は原則自治体負担(上リンク参照)
- アイ工務店側はどっちでもよさそうなスタンスだった
プロがどっちでも大丈夫というなら無理に費用かける必要ないかもね
水圧のことは住んでみないことにはわからないから不安ではありました!
(ちなみに、宅内の新しく引くところは20mmです(工事請負契約書に書いてありました)ので、引き込み部分だけの話です。)
住んでみて
後悔は全くありません。
キッチンとシャワーくらいしか同時利用しないので、皆さんの参考になるかわかりませんが、水圧が気になったこともありません。
今のところはまったく不便なく生活できています。
タンクレストイレは避けたほうが無難
13mm口径にして水圧に不安がある場合はタンクレスのトイレは避けたほうが無難のようです。
節水できてスタイリッシュでかっこいいのに残念だわ
水道からの水圧を利用して流すから、水圧不足は故障の原因になるみたいだ
まとめ
私は、引き込み管の口径に選択肢があるなんて家を建てるまで知りませんでした。
これから決める方の参考になれば幸いです。
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